CAT'S♥EYE Wiki
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キャッツ♥アイ

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ジャンル 怪盗・ラブコメディ・少年漫画
漫画
作者 北条司
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス(JC)
集英社文庫(文庫版)
徳間コミックス(完全版)
発表期間 1981年40号 - 1984年44号
巻数 全18巻(JC)
全10巻(愛蔵版・文庫版)
全15巻(完全版)
ラジオドラマ:キャッツ・アイ
放送局 NHKラジオ第1放送
番組 特集ラジオコミックス
発表期間 1982年8月 - (単発)
収録時間 10分
話数 1話
小説
著者 高屋敷英夫
イラスト 北条司
出版社 集英社
レーベル ジャンプ ジェイ ブックス
発売日 1996年12月13日
巻数 1巻
テンプレート使用方法 ノート

キャッツ♥アイ』(CAT'S♥EYE)は、北条司による日本の漫画作品。メディアミックス展開を行っており、ラジオドラマ、テレビアニメ、実写映画などが存在する。

概要[]

読切の「キャッツ♥アイ」(第1話として単行本に収録)を元に『週刊少年ジャンプ』で、1981年40号から1984年44号まで連載された北条司の連載デビュー作にして出世作。連載終了後、同誌の1985年6号に後日譚が掲載され、単行本には最終話として収録されている。単行本はジャンプ・コミックスより全18巻。1994年には愛蔵版、1995年から1996年には文庫版として共に全10巻で発売される。また2005年から2006年には『CAT'S♥EYE COMPLETE EDITON』としてカラーページが再現されている完全版が徳間書店より全15巻で発売されている。

予告状を送り美術品を狙う怪盗・キャッツアイと、彼女らを捕まえることに執念を燃やす若い刑事・内海俊夫との対立に、キャッツアイのメンバーという正体を隠しながら交際を続ける来生瞳と俊夫の恋の行方も織り交ぜ描かれた作品。

この恋人同士が刑事と泥棒という設定は、友人との対話の中で出て来た「母親が泥棒で父親が警察」との案が元になっている[1]。全体を通しての伏線などはあるものの、原則的には各話の繋がりを持たない1話完結の作品である。連載当時の1980年代前半を舞台とし、現実の時間経過に併せ作中の人物も年を重ねている。

好評を博した読切掲載後、編集部から「連載が決定した。アパートも用意したから2日後に上京してこい」との連絡を受け急いで上京。右も左も分からないまま連載を開始する。当時の北条は漫画を描き始めたばかりで連載には様々な面で苦労をし、連載終了後に本作の連載自体が漫画の練習であり、本作の印象としては「苦い思い出しかない」と語る[1][2]

1983年にテレビアニメ化、1988年にテレビドラマ化、1996年に小説化、1997年に実写映画化する。2000年には写真をデジタル合成した短編集『Parrot 幸福の人』の中の一編として新たに一編が描き下ろされる。フィリピンをはじめとするアジア諸国、イタリア・フランス・ドイツなどのヨーロッパでも放映され人気を博した。現在でも特にフランスでの人気は高く、2010年、フランスで開催されたジャパンエキスポに招かれた北条は現地で歓待された。

あらすじ[]

キャッツアイは謎の女盗賊。犬鳴警察署の刑事・内海俊夫は、いつもキャッツアイの逮捕に失敗し、上司に怒鳴られ、左遷の危機にもあった。そんな俊夫の恋人で、俊夫の勤務する署の前でこの盗賊と全く同じ店名の喫茶店を営む来生瞳は、いつも俊夫の愚痴を聞いては叱咤激励している。だが、瞳ら来生三姉妹こそ、キャッツアイの正体だった。

キャッツアイのターゲットはミケール・ハインツというヨーロッパの画家の作品や遺物ばかりなのだが、そのハインツとキャッツアイとの間にはある接点があった。

登場人物[]

※声はアニメのもの。

来生三姉妹[]

喫茶店「キャッツアイ」を営む美人三姉妹。実は、もうひとつの顔を持っている。「キャッツカード」と呼ばれる予告状(左目でウインクしている黒ネコの顔をマークにしたカード)を出し、絵画や美術品を主に狙う、怪盗「キャッツアイ」、通称「キャッツ」なのである(「ミケール・ハインツ」に関わる物だけを狙う設定になったのは中期以降)。

主人公を三姉妹とした理由は北条が女の子をたくさん書きたかったことと、「お姉さん」「美人」「可愛い」と、よくあるタイプパターンを狙ったことによる[1]

瞳は少年誌のヒロインに多く見られる、明るく快活で芯の強い、少し勝気な性格。ルックスを「王道の美人顔・均整の取れたプロポーション・ストレートの長い髪」にすることはラフデッサンの段階ですぐに決まったという。

泪は活発な瞳と対比させるため「匂い立つような大人の色香を纏うお姉様」をイメージし、美人ジャズシンガーとして誉れ高かった阿川泰子や、テレビドラマ『水中花』で妖艶なバニーガール姿を披露していた松坂慶子などをモチーフにイメージを膨らませたという。特に連載時、泪を描いた扉絵は、阿川のレコードジャケット・デザインから刺激、触発されている節が如実に表れている[1]

愛は2人の姉と少し歳が離れているのを演出する意図も踏まえ、少し小柄で華奢な成熟しきっていない少女の体つきのデザイン。普段は明るく素直だが、時に甘えん坊で淋しがりな妹という面を強調させた。

しかし、性格面を「色っぽい」「勝気」「かわいい」と三姉妹にきっちり分けてしまったことに窮屈さを感じ、次作『シティーハンター』の槇村香は全てを合わせ持った女性として描かれることとなった[2]

なお、この喫茶店「キャッツアイ」は外見名称をそのまま引き継ぎ、『シティーハンター』・『エンジェル・ハート』ではファルコン(海坊主)が営業する喫茶店として再登場している。また読切版『シティーハンター -XYZ-』においては瞳と俊夫と思われる若夫婦が喫茶店を営業しているコマが見られる。三姉妹の名前は全て「目」に関連する言葉から付けられている(愛は英語の"EYE"から)。

来生 瞳(きすぎ ひとみ)
声 - 戸田恵子
来生 泪(きすぎ るい)
声 - 藤田淑子
来生 愛(きすぎ あい)
声 - 坂本千夏

キャッツ特捜班[]

キャッツの事件を専門に扱う犬鳴警察署(新宿区の設定)内の特別捜査班。メンバーは元々刑事課に所属し、他の事件も取り扱っていたが、キャッツの罠にはまり痴漢として原宿署員に捕まえられたことを機に専従特捜班が組まれた。このため、キャッツを逮捕するまでは他の事件に携わることができず、課長は事実上の左遷だと嘆いた。

当初は喫茶店「キャッツ・アイ」の裏側にある公園を挟んで犬鳴署があり、署内に本部があった(但し、建物の奥まった場所、トイレの横の日当りの悪い部屋であり、署内では日陰者扱い)。後に喫茶店「キャッツアイ」の向かいに新設された文化サークルビルの6階に移転する(アニメ版においては、この場所に犬鳴署が建っている。また「キャッツ」逮捕の為の捜査を単独の特捜班で行うのではなく、盗犯捜査担当の係に課せられた一事件として扱われている)。

内海 俊夫(うつみ としお)
声 - 安原義人
浅谷 光子(あさたに みつこ)
声 - 榊原良子
課長
声 - 内海賢二
平野 猛(ひらの たけし)
武内(たけうち)
海野 重造(うんの じゅうぞう)
木崎 信彦(きざき のぶひこ)

来生三姉妹の関係者[]

ミケール・ハインツ
永石(ながいし)
声 - 大木民夫
守屋(もりや) / 三宅(みやけ)
ゴダール
巽 忠恭(たつみ ただあき)
巽 雪乃(たつみ ゆきの)
真璃絵(まりえ)
河野 哲(こうの てつ)
和美(かずみ)
声 - 川島千代子
初川 久寿美(くすみ)
声 - 小山茉美
岡山(おかやま)

俊夫の関係者[]

由起子(ゆきこ)
声 - 高田由美
夏目 慶子(なつめ けいこ)
内海 トメ(うつみ -)
片山(かたやま)
香菜(かな)
砲丸 春雄(ほうがん はるお)
渡辺 正明(わたなべ まさあき)

クラナッフ・シンジケート[]

クラナッフ・ハインツ
瀬口 広幸(せぐち ひろゆき)
重村(しげむら)
古園(ふるぞの)
豊田(とよだ)
池上(いけがみ)

その他[]

神谷 真人(かみや まさと)
ルパンの花嫁
声 - 増山江威子
安岡 弘喜(やすおか ひろき)
蔵元(くらもと)
蔵元 麗華(くらもと れいか)
声 - 横尾まり
海原 神(かいばら しん)
声 - 堀勝之祐
青山の狼
怪盗28号
大関 莫一(おおぜき ばくいち)
葉月 八郎(はづき はちろう)
萩野(はぎの)
陽子(ようこ)

ラジオドラマ[]

NHKラジオ第1放送で 1982年8月にラジオコミックスとして単発放送された。声優が来生瞳を除き、アニメ版とは異なっている。コミック/アニメの1話相当の内容。来生家の三姉妹が互いを名前のみで呼び合う。

声の出演

テレビアニメ[]

詳細はキャッツ・アイ (アニメ)を参照

テレビドラマ[]

詳細はCAT'S EYE キャッツ・アイ ミッドナイトは恋のアバンチュールを参照

小説[]

高屋敷英夫によるノベライズ作品で、1996年12月13日にジャンプ ジェイ ブックスより発売。9ページ(4ページカラー)のおまけ漫画が描き下ろされ収録された。なおこの漫画は後に、完全版の15巻にも収録された。

実写映画[]

詳細はCAT'S EYE キャッツ・アイを参照

パチンコ・パチスロ[]

2007年に西陣から、パチンコ機「CRキャッツアイ」が発売された。

また2000年にサミーから、2008年にオリンピアからと、2度パチスロ化された。なお2008年リリースされた方では、液晶演出で使用されるアニメシーンは新規作画を使用した。パチンコ・パチスロ共に来生三姉妹と俊夫役には戸田、藤田、坂本、安原のレギュラー声優4人を引き続き起用している。

その他[]

  • 2010年2月18日より『toto BIG』のCMにおいて、森三中が三姉妹(:大島美幸、:村上知子、:黒沢かずこ)に扮し、「二代目キャッツアイ」を名乗るパロディCMがオンエアされた[3]俊夫役で玉山鉄二も出演。BGMも原曲『CAT'S EYE』を起用。「キャッツの正体編」では杏里も本人役で出演している。
  • 漫画家の西原理恵子、作家の岩井志麻子、編集者の中瀬ゆかりの親友三人組で“熟女キャッツアイ”を名乗り、ちょっと際どくて赤裸々な熟女トークを織り交ぜたトークショーを行っている。

書誌情報[]

特記のない限り、発行は集英社、著者は北条司

リメイク版[]

2010年10月25日創刊の月刊コミックゼノンにおいて、シナリオを中目黒さくら、作画を阿佐維シンが担当するリメイク版「キャッツ・愛」の連載が開始された[4]。 「シティーハンター」における「エンジェル・ハート」のように、世界観は据え置いた上で諸々の設定を変更し(時間軸を現代にあわせる、舞台を新宿から吉祥寺に移すなど)、新たな作品として話を展開させている。また、本作品においては女子大生になった三女・愛を中心にその活躍を描いている。

参考文献[]

  • 北条司「INTERVIEW TSUKASA HOJO」『北条司 ILLUSTRATIONS』集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉1991年3月13日、ISBN 4088581504、94 - 97頁
  • 北条司「HOJO TSUKASA interview」『北条司 漫画家20周年記念 イラストレーションズ』集英社、2000年12月25日、ISBN 4087825981、101 - 107頁

関連項目[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 『北条司 ILLUSTRATIONS』95頁
  2. 2.0 2.1 『北条司 漫画家20周年記念 イラストレーションズ』102 - 103頁
  3. 「BIG」5等新設で当選確率“アップ”SANSPO.COM 2010年2月10日
  4. キャッツ・アイ:25年ぶり復活 泪、瞳、愛が装いも新たに コミックゼノン創刊号で - 毎日新聞まんたんウェブ 2010年9月13日

外部リンク[]


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